祝い事
令和2年度 入学式
令和2年度 入学式
令和2年4月7日の入学式は、式典を中止し、各教室での映像配信により、学校長の告示並びに新入生、保護者の方へ今後の連絡事項の伝達を行いました。
本来であれば、当日新入生にいただく予定であった拓殖大学 森本 敏 総長からの祝辞(抜粋)を掲載します。
令和2年度 入学式 祝辞
(抜粋)
この度、拓殖第一高等学校に入学された新入生の皆さんに心からお祝いを申し上げます。皆さんは都内でも有名な進学校である、この拓殖大学第一高等学校に厳しい入学試験に合格して入学を果たされました。そのことは皆さんにとって大きな誇りであると思います。同時に、このことは保護者の皆様方にとっても、大変うれしい事柄であり、衷心よりお祝いの言葉を申し上げます。
皆さんはすでに、中学校における義務教育を終え、これからさらに学校教育を受けて成長し、いずれは皆さんのご両親のように社会の中に入って、いろいろな分野で活躍されることになると思います。そうした段階にたどり着くまでには、これからまだ、学ぶべきことが大変、たくさんあると思います。
高等学校では、その中で多くの人が学んだ知識や学問の基礎的な素養を学び、さらに、その次に大学に進んで一層高度な学問を習得するための基本的な内容を学習することになります。今から高等学校で学ぶ教育は中学校とは比べ物にならない位に難しい内容が含まれています。また、高等学校での教育はそれ自体が大変な競争であり、厳しい試練に直面することもあると思いますが、皆さんは受ける授業や教育に対して受け身にならずに、ここで勉強した事は全部、自分の身につけるぞという強い意識を持って勉強に取り組んでいただくことを切に希望します。皆さんの一人一人にその強い心があるかどうかで高校生活の成果が決まります。皆さんが大学に入る場合の進路にも大きな影響を与えます。
高等学校の生活は、毎日、毎週、行われる勉強の積み上げです。人間の素養や知識はそのようにして身に着けるものです。皆さんが放課後に家に帰ってから、授業内容を思い出して、ノートを整理し、復習をし、練習問題をこなし、わからないところは参考書を見て学習するというこの積み上げに費やす時間と内容が結局、自分の知識となっていくのです。高等学校は中学とは違います。皆さんは、毎日、必ず自分で復習する習慣をつけてください。それから先生の授業中の説明をできるだけノートに記録することを心がけてください。皆さんは、勉強の計画を作ってそれを確実に実行する習慣をつけてください。わからない事はそのままにせず、必ず、先生やわかる人に聞く、塾の先生に聞く、参考書を繰り返し学ぶ、練習問題をこなしてみる、大学入試問題にトライする、こうした習慣の積み上げが皆さんを鍛えていきます。
また、高等学校の3年間は最も考えることの多い、感じることの多い日々が続くと思います。人とは何か、なぜ人は生きるのか、生きるために人は何をすることが求められるのか、人はどうして他人に感情を持つのか、その感情と愛情はどこが違うのか、わかっているようで実は、わからないことばかりでしょう。しかし、このような人間としての基本的な問題に心が触れる時期、それが高校生です。十分に考え抜いて悩んでください。悩まない人に成長はありません。人生に悩みを持つ人は健全です。自分で考え、時には本を読むこと、人と議論をすること、他人に教えを乞うこと、人間としての生き方を真剣に探し求めることをお勧めします。それは必ず、皆さんを強くします。
また、勉強しながら、それ以外のクラブ活動にも目を向けてください。ボランティア活動の道にも踏み込んでみてください。生涯にわたって付き合える友人を作ってください。先生からできる限りのものを吸収する努力を行ってください。やがて自分が高校を出て次のステップである大学のことが目に入ってきます。高校は大学受験のための進学塾ではありませんが、重要な登竜門です。自分の人生の進路を考えること、高校はその最初の一歩です。できる限り自分で考えてください。初心を貫くという言葉がありますが、それは人生の確固とした目標が確立している人の場合です。多くの人は、人生目標は絶えず変化します。それは恥ずかしいことではありません。人間の思考とはかように柔軟であり、またかように変化が激しいのです。ただ、一旦決めた道はかなりの困難と忍耐を伴っても、まず、貫いてみる努力が必要だということを教えてくれます。
さて、皆さんはこのところの社会情勢を十分、分かっていると思いますが、今、世界に起こっている事態は人間とウイルスの全面戦争です。これに負けると人類の将来はありません。かつて、14世紀に欧州では黒死病(ペスト)が流行し、当時の欧州の人口の1/3から1/4が亡くなりました。20世紀になってからはスペイン風邪が流行し世界で5000万人が亡くなりました。人間社会には、まだ征服できない未知の領域があるのです。世界中がこのウイルスと戦っています。日本でも毎日、感染者数や死者が公表されています。最近は若い人への感染広がりが問題になっています。最も大切なことは、このような事態でも確実に生き残るということです。自分だけでなく、家族、親戚や友人が感染しないように周りの人に配慮しながら、最大限の注意をして生活することです。手洗いやうがいを励行し、不用意に人ごみの中に行かないように注意してください。たくさんの友達に会いたいでしょうが控えてください。ご両親の注意をよく聞いて生活してください。不便で窮屈ですが我慢することを学んで下さい。今は異常な状態です。やがて自由に生活できるようになります。新学期が始まる前に新しい教科書が手に入れば開いてみてください。この与えられた時間を有効に使って、読書に励んでください。この不便な状態で生活したことを生涯、忘れないでください。人間は生き物であり、生きている限り、こういう事態は起こるものです。繰り返しになりますが、この事態を必ず生き抜いてください。
皆さんがこの高等学校において、いかに有益で意味のある生き方をすることができるのかが、皆さんの人生にとって最も重要なステップであり、基礎であるかを十分に理解し、これからの3年をひたすら、頑張り抜いていただきたいと思います。皆さんのご健闘を心から祈りつつ、入学にあたっての祝辞といたします。
令和2年4月7日
学校法人拓殖大学総長 森 本 敏
令和元年度「税に関する高校生の作文」コンクール
令和元年度「税に関する高校生の作文」コンクール
「立川税務署長賞」 受賞
受 賞 者 嶋 美咲 さん
受賞作品 「増税について考える」
夏休みの総合学習の一環として、1年生は、「税に関する高校生の作文」に取り組みました。
税に関して考えたこと、学習したこと、体験したことなど自由なテーマで800字から1200字で執筆し、審査の結果、本校の生徒1名が「立川税務署長賞」を受賞しました。
授賞式は、12月20日(金)本校の校長室で行われ、立川税務署から竜崎 康博署長、渡慶次 三俊広報広聴官がご来校され、署長さんから賞状と記念品が授与されました。
なお、受賞した作文は、立川地方合同庁舎3階 確定申告書作成会場などで展示されます。
『わくわく授業 』: 授業評価、昨年に引き続き第一位獲得
10月6日(日)にING進学教室主催の『ING入試フォーラム2019』が開催されました。そのイベント内の『わくわく授業』にて本校の遠藤謙一教諭(外国語科:英語)が昨年に引き続き授業評価1位となりました。
『わくわく授業』は入試フォーラムに参加した中学生とその保護者の方々が、高校の教員の授業を受講するというイベントです。審査結果は、審査員の方々の評価と、その授業を受講した中学生や保護者の方々からのアンケート結果によって総合的に決まりました。
当日参加してくださった中学生とその保護者の方々、本当にありがとうございました。
2019年度 入学式
チアダンス部 全国大会結果
チアダンス部 全国大会結果
お世話になっております、チアダンス部です。
新体制に入り出場した上記・全国大会で、ともに優勝することができました。
たくさんのご声援ありがとうございました。
・Dance Drill Winter Cup 2019
団体(JAZZ部門)第1位 団体総合第5位
・USA Nationals 2019
団体(JAZZ部門)第1位
平成30年度 卒業証書授与式
第46回東京私立中高等協会 生徒写真 特選
平成30年度「税に関する高校生の作文」コンクール
『わくわく授業 』: 授業評価第一位獲得
10月28日(日)にING進学教室主催の『ING入試フォーラム2018』が開催されました。そのイベント内の『わくわく授業』にて
本校の遠藤謙一教諭(外国語科:英語)が授業評価一位を取りましたのでご報告させていただきます。
『わくわく授業』は入試フォーラムに参加した中学生とその保護者の方々が、高校の教員の授業を受講するというイベントです。
審査結果は、審査員の方々の評価と、その授業を受講した中学生や保護者の方々からのアンケート結果によって総合的に決まりました。
当日参加してくださった中学生とその保護者の方々、本当にありがとうございました。